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部屋とワイシャツとタカシ

愛するあなたのため きれいでいさせて

「傘を持たない蟻たちは」 感想



こんばんわーーわたしですーー
今晩から傘アリドラマが始まってしまうので急いで原作を読んで感想を書きました。文体とか言ってることがはちゃめちゃな馬鹿の拙い読書感想文です。



染色
芸術というか美術に疎いわたしがするする想像しながら読むことができましたた。絵の具の冷たさとか感触とかそういうのが直接的でなくても表現されていたのか、自然と想像できました。大学生っぽい気だるさとか変なプライドとか今の私が読んでしっくりくる作品。全体的に重くてどんよりするけど、読んでて辛くなかったです。あと、精液を膿と表現するのがよかった。白濁液とか、それこそ体液とか、いろいろ表現のしようがあるものに固有名詞をつけるところが好き。

undress
着る(dress)に否定unをつけてundress。最終的には再びdressだから、タイトルをundressにしたのかな。take off でもpull off でも意味は同じだし。(印象は違うけど)  脱サラを目標に働いてきた男の話。社会人でないわたしが想像する会社ってこんな感じかもしれないです。ヒロインの自意識過剰な感じにイラっともするし後半につれ可哀想にもなってくる感じ。重い内容なのに書かれている場面は昼間が多くて主人公の思いと裏腹に明るい印象。


恋愛小説(仮)
まず主人公が小説家。最初は著者に思ったことを書き記しているのか?と思いました。俺が書くからこうひねくれてるっていうかって本人が言ってたくらい、のお話。でも自然と嫌じゃなくて胸に収まるというか。含みを持たせたエンディングもこれぞ短編!って感じがして好きです。映像化されるとしたらこういう話がおもしろくなるんだろうなぁ、と思いました。


イガヌの雨
シュシュアリス載せられたときに読んでいましたが、もういちど読み返すと相変わらずお腹のすく物語。冒頭に出てくるアジや筑前煮がすごく美味しそうに感じる。イガヌ自体は想像だけでもすこしグロスティックなのに好奇心がわきました。これを読んで思い出したコントがひとつ。ラーメンズプレゼンツGOLDEN BALLS LIVEからチャンスハンターです。7 GOLDEN BALLS LIVE 7/13 - チャンスハンター 1/2 - YouTube

物語自体はまったくリンクしないのですが、出てくる「チャンス」と呼ばれるものが実に不可思議で同じ空気を放つのです。

短編ながらも視点が二点である、という理解度を高めるには効果的な手法で書かれていました。膨らませれば長編にすることもできるくらいおもしろかったです。男性が女性をストーキングするのではなくて、女性が男性をストーキングする、という彼らしい( 笑 )発想だな、と思いました。ぜひスピンオフか続編を読んでみたい作品です。

「なにぃ!?女バニが!?生徒会長をインターセプト!?場所は!?ピロティ……!」
(cv.大吟醸@バニー部/ラーメンズ第15回公演ALICEより)



にべもなく、よるべもなく

ジャニーズがこれ書くか!?と思ったけどきっと彼にはそんなことに注目して欲しかったわけじゃないのかも。いや、ネットニュースになりたかっただけかもよ( 笑 )塩っ辛い風よりもカビくさくて緑っぽくて気持ち悪い感覚がすごく残った。でも書かれてる情景は目に鮮やか、というよりかはなんだかフィルターがかった色褪せたように想像しました。ありきたりかと言われればありきたり。根津爺は死んでしまうし最後は違う人と結婚することになるしケイスケは存在がうやむやになる、著者っぽい書き方。でもつまらなくはないかな。


斜めから失礼しました。